骨粗鬆症センター
センター長挨拶
骨粗鬆症センター長の髙田潤一です。骨粗鬆症による骨折は、要支援や要介護となる主要な原因となります。そこで、厚生労働省は健康日本21(第3次)において骨粗鬆症検診率の向上を目標としています。
一方で骨折後に骨粗鬆症の検査や治療を受けている割合は20%にも満たないと報告されています。この理由として、「転んだから骨折した」、「もう年だから薬が効かない」、「他の薬をたくさん服用している」など治療に消極的な考えもあります。
近年、骨粗鬆症治療薬の開発がすすみ、わが国でも骨折の発生率が減少を示してきました。お薬の効果は高齢者でも得られることが確認されています。過去に骨折(手首、背骨、股関節、肩など)をした、身内に骨粗鬆症の人(背中が円い、背骨や股関節を骨折した、など)がいる、という方は骨粗鬆症のリスクが高いとされています。また、そろそろ更年期を迎えるという方もご自分の骨の状態を把握しておきましょう。
人生100年時代を健康に過ごすために骨のケアを行うことをお勧めします。お気軽にご相談ください。
骨粗鬆症センター
センター長・医学博士髙田 潤一(たかだ じゅんいち)
センター長紹介
出身大学
札幌医科大学
主な資格
- 日本整形外科学会専門医
- 札幌医科大学臨床教授
- 北海道医療大学客員教授
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
- 日本骨粗鬆症学会認定医
- 日本骨粗鬆症学会評議員
- 日本骨形態計測学会評議員
- 日本整形外科学会骨粗鬆症委員会委員