脊椎の手術前評価に関して
こんにちは。
今回は,当院で実施している頸椎(けいつい)・腰椎(ようつい)の手術前に,リハビリテーション科が取り組んでいることに関して説明させていただきます。
手術を予定して入院されましたら,リハビリテーション科のスタッフが手術前にお体の状態を確認させていただきます。
具体的には,痛みやしびれの問診(再確認),筋力の検査,感覚の検査,手や足の反射の検査,歩行状態の確認などです。
これらは,手術後の評価(手術前後でどの程度改善しているか,など)や目標設定(杖なしで歩けるのを目標とする,など),を行う際に非常に重要な検査となっております。
また,それとは別に痛みに関する調査も行なっており,患者様ご本人に記入していただく質問票に記入のご協力をお願いしております。
主に痛みに関することをうかがわせていただくのですが,近年,こういった患者様ご自身の目線で行う評価(患者立脚型アウトカムと呼ばれています)が重要視されています。
腰部疾患に対するリハビリテーション発展のため,是非ともご協力いただけますと幸いです。
また,blogを見ていただいている方の中で,ご協力いただいた方がもしいらっしゃいましたら,貴重なお時間をいただきまして本当にありがとうございました。
渡邊